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サルモネラ食中毒事件の取材

先日、1997年ごろに某都市で頻発した卵が原因と見られるサルモネラ食中毒、
その予防に奮闘したある保健所職員N氏や当時の関係者のヒアリングにいってきた。
実は今回の出張は、ケース作成をお手伝いしているK大学のW先生のお供。
というのも、少し前に、お金の話になったとき、お金よりもむしろ現場を見たいので、
出張に同行させて貰って人脈を作らせて貰えないかとお願いしてたのだ。もう大正解。
お陰でN氏はじめ、多くの当事者の方々にお会いして直接お話を伺う事ができた。
しかも、道中、その道で権威のW先生から直々に、サルモネラ菌のこと、卵1?2万個に
1つ発生するといわれるインエッグのこと(これが外食では食中毒の原因になりやすい)、
食中毒予防の3原則などを教えてもらえたし。
ヒアリングの後でも、こんな点が面白かった、みたいな話をすると、異分野だけに視点や
見ているところがまるで違っていて、それがとーっても新鮮。
異なる専門分野でフィールドが一緒の研究者と活動するのは初めてでしたが、
自分で思っていた10倍位、いい刺激になる。他流試合、とても大事なことを身をもって知る。
そのうち”協働”研究に結び付けられるとベストなんですよね・・・そこを期して。

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2006年04月08日 10:03に投稿されたエントリーのページです。

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