« 2006年11月 | メイン | 2007年01月 »

2006年12月 アーカイブ

2006年12月02日

ダイエットクッキー

先日ちょっとしたご縁で、サプリメントの企画・製造・販売を行っている会社の代表取締役
社長かつ医師の方と知り合いました。製品を頂いたので試してみることに。
 理由1)次に会った時のために
 理由2)ほっとくのはもったいない気がする
 理由3)某ダイエット食品会社とクチコミの共同研究をしている
 理由4)ダイエット食品を使ったダイエッター生活を経験しておきたいとは思っていた
 理由5)たるみがちな身体を何とかしたい
4つの味のダイエットクッキーとサプリメントがセットになっていて10日分。5500円相当。
巷によくある1日1食を置き換えればいい、というタイプ。ひとしきりパンフを拝見。
 α-リポ酸   ⇒ 抗酸化、代謝、デトックス
 L-カルニチン ⇒ 疲労回復、脂肪燃焼
ふ〜ん、なるほどねぃ・・・それにしても、リスク情報なし。いいことづくしというのもなぁ・・・

といいつつ食べましたけどね。
本日のダイエットランチは、お気に入りの米国ドラマCSIのDVD見つつ。
20061201145040.jpg
クッキーは1袋に3枚入っていて今日は豆乳味とココア味。(あとは紅茶味と黒五味)
水を沢山飲めと書いてあったけど、味気ないので中国緑茶を入れた。(右奥がそれ)
感想を率直に・・・初めてのダイエットクッキー、印象は「固っ」。 (T_T)
よく噛んで満腹中枢を刺激しながら食べなさいっていうデザインなのでしょうね。
メーカーのサイトでは、製品モニターさんが固くないってコメント寄せてたけど、
他社製品はもっと固いのかしら?
味は・・・人の好みですが、私にはあんまりおいしいものではなかったです・・・
個人的には、バターたっぷりの英国Walker社のショートブレッドが好き。
紅茶との相性抜群♪♪♪でも、こちらは勿論バター味なぞはしません。おからベースだし。
サプリメントは、昔超流行ったキトサンアフターダイエットの味と似てた。

せっかくなのでダイエットブログも開設。
日々の体重を入力すると、一目瞭然のグラフにして表示してくれます。
さぁ、目標体重にどれだけ近づくのでしょうか、10日後、乞うご期待♪

2006年12月03日

海洋大、越中島キャンパス

20061202132243.jpg
土曜に雪印乳業のケース授業のサポートで東京海洋大学越中島キャンパスへいった。
2000年の雪印低脂肪乳食中毒事件を扱ったケースです。この事件の原因食は、大阪工場
で製造された低脂肪乳で、元を辿ると、原料に使用された北海道大樹工場製の脱脂粉乳に
黄色ブドウ球菌の毒素、エンテロトキシンが含まれていたことに起因します。
ケースには、当時の新聞記事やネット上の意見、厚生省大阪市原因究明合同専門家会議の
報告書といった資料が含まれています。これらをもとに、停電対策の基本方針を作ったり、
脱脂粉乳製造工程のハザード分析をしてそれを効率よく管理できる重点管理点を決める、
という高度な授業内容でした。
正直、難しすぎるのではないかと思ってましたが、なかなかどうして。
食品、化学分野の就職を希望する学生さんも多い大学だけあって、優秀ですねぇ、皆さん。
来年、またこんな学生さんたちと一緒に勉強できるといいなと思いつつ家路についたのでした。
写真は明治丸。大きな銀杏にレンガ造りの校舎、芝生に帆船・・・美しいキャンパスでした。

2006年12月09日

ケース:雪印乳業株式会社

東京海洋大学、食品流通安全管理論の9月29日(金)の授業用に書いたケースが公開されました。
ケース教材配信プロジェクト
  概要:2000年に起こった雪印低脂肪乳食中毒事件の被害状況や、雪印乳業株式会社
      の社内の様子、マスメディア対応を時系列に追うことで、食品企業における食中毒
      対応およびクライシスコミュニケーションのあり方を検討するケース。

2006年12月10日

ケースメソッド教授法 「採点してください」

9月から慶應ビジネススクール(KBS)の「ケースメソッド教授法」の授業に通っている。
討論型の授業を実施する講師としての心構えや、授業の準備方法、ディスカッションリードのスキルを学ぶ授業だ。
隔週土曜10:30?17:00で、昨日は第6回目、その前、11月25日は私がケースリードをやらせて貰う番だった。
その時に使ったケース:「採点してください」が電子教材配信プロジェクトのサイトで公開された。

*  *  *  *  *

今年度の受講生は40名程で、KBSのMBAコース2年生と私も含めたKBS外の人達とが半々位。
私もKBS2年生の時に一度受講したのだが、博士課程4年目で就職を目前に控えている。
ケースメソッド授業は、講師・参加者が創る”学びの共同体”とはいえ、その質は講師の能力に左右されるところが大きい。
この1年、実際にケースリードする機会が増え、自分自身の研鑽を切実に感じて改めて受講している。

担当教授は『ケースメソッド実践原理』( ダイヤモンド社 、1997年)の訳者であり、日本におけるケースメソッド教育の草分け的存在である高木晴夫教授だ。
今年から授業の主な進行役は、高木研究室出身でケースメソッド教育研究所代表の竹内伸一さんが務めている。
高木教授も毎回出席されて要所要所でコメントされるスタイルで、いわばケースメソッド教授法を教える人材育成の”OJT”の場ともなっている。
実は最初、高木先生に直接教えて貰えることが魅力だったので少しガッカリした。でもこれが良かった。
授業では受講生が順番に講師役としてケースリードする機会がある。
ケースリードは聞くとやるとでは大違いで、何より実践経験が資産になる。
でもケースリードをやってフィードバックが貰える場などそうはない。
だから、この授業を取るなら講師役をやらないと受講の価値が半減するといっても過言ではないだろう。
ただ、講師役は設問や進行を事前に練らなければならず、この準備で一苦労する。
ケースの論点は何か、当日どんな展開になるか、頭の中で何度もシミュレーションするのだが、ひとりでは視点も偏る。
私の場合、自作ケースで思い入れがある分、近視眼的になりがちだったので、竹内先生が何回かメールや電話で指導してくれて有難かった。
大御所の高木先生には恐れ多くて遠慮してしまうことでも、竹内先生には相談しやすい。
ケースリードは四苦八苦だったけど、振り返れば楽しかったし、本当にいい勉強になった。
発言のスピードを妨げない、強引な展開をしない、など多くの教訓を得た。授業の録画DVDも大切な資産だ。
先生方、受講生の皆さん、改めてありがとうござました。

About 2006年12月

2006年12月にブログ「mikalog」に投稿されたすべてのエントリーです。過去のものから新しいものへ順番に並んでいます。

前のアーカイブは2006年11月です。

次のアーカイブは2007年01月です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。

Creative Commons License
このブログは、次のライセンスで保護されています。 クリエイティブ・コモンズ・ライセンス.
Powered by
Movable Type 3.35