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役に立つ情報提供とは

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16日の夕方にミシガンから帰国して、
17日は朝一の飛行機で札幌へ。
そもそも海外出張も講演数も少ないので、
予定が重なることなんてないのに、なぜか今回は大車輪。
ミシガンも札幌も「寒っ」度合いが同じだったので、
服装が変わらなかったのは楽でした。(^^;)

札幌へは日本トレーサビリティ協会の
作業部会合同学習会での講演でいきました。
お題は、「消費者への情報開示の取り組み事例」。
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企業の情報開示の取り組み事例を紹介しつつ、
情報開示と信頼についてや、今、私の研究室で
取り組んでいる、携帯電話を活用した食の情報
提供に関する研究の話をしました。 どんな研究か
というと、 食べない、買わない  
という意思決定のためでなく、
食べる、買う  という行動につながる
情報提供
のあり方を考えようという研究です。

食物アレルギーを持つ子供達とその家族が、
メニューや商品のバーコードを撮影したら、
携帯電話が一覧表「アレルゲンテーブル」に
変換してくれるサービスです。

必要なときに、必要な人に、必要な形で届かないと、価値を生まないのが情報です。
タイミングを間違えば、むしろノイズとして、情報の受け手にマイナス印象を与えることもある。
情報の価値を、どうしたら引き出せるか、 そんなことを考えています。

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2008年01月20日 16:45に投稿されたエントリーのページです。

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