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漁業・おさかなセミナー:震災復興

2011年6月22日(水)13:30−17:15、築地でいわし食用化協会の第1回漁業・おさかなセミナー(http://homepage3.nifty.com/iwasikai/)に参加した。

巨大地震と復興グランドデザイン
―被災地の復興に日本水産業の将来を懸けるー

【趣旨】巨大地震が東日本を襲った。それから既に3ヶ月がたったが震災関連法の主要な法律は未だ一本も成立していない。政府の震災復旧、原発事故沈静化は遅々としているが、今後は、第二次補正予算および次年度以降の予算措置と震災復興に関連した特別立法の成立とともに、長期的な将来展望を盛り込んだ復興計画を作り上げることである。日本の水産業の将来をこのグランドデザインに託し、漁港・漁村、資源、制度、流通、など多岐にわたる叡智を絞り、当座は復旧に金・時間を懸けることを専念・先行するが、それが一段落した段階で可及的速やかに検討に着手し、じっくり時間を懸けて、地域の特性を考慮し、地域のアイデアに域外の採択すべき叡智とを加え将来を見通したグランドデザインを作成することが極めて重要である。その支援の一助となるべく、各種構想・アイデア等、会場の皆さんからのご意見をお聞きするセミナーとしたい。

@被災現場で、沿海地区の水産業の復旧、被災漁業者の生活の復旧などに取り組んでおり、これからは浜の実態に適応した復興計画の検討に入ろうとする岩手県沿岸広域振興局水産部 主任普及指導員 大野宣和氏に復旧復興現場の最前線の報告をしていただいた後、
A漁港・漁村に関する豊富な研究実績を背景として東日本大震災の復興に貢献しようと漁業地域復興支援プロジェクトチームを5月下旬に立ち上げ、震災から半年後の9月上旬にvとりまとめ・提言を行おうとしている(財)漁港漁場漁村技術研究所 理事長 影山智将氏に漁港・漁村分野を。
B政府の東日本大震災復興構想会議の検討部会専門委員として被災地東日本の復興の姿が、日本漁業を再生するとの思いで震災復興に取組んでいる東京海洋大学 教授 馬場 治氏に報告をお願いする。

【プログラム】
コーディネーター:(社)いわし食用化協会 岡本 勝

報 告 13:30〜16:00 (報告時間1人50分[質疑5~10分を含む])

第1報告「復旧・復興業務に忙殺される被災現場」
岩手県沿岸広域振興局水産部 大船渡水産振興センター主任普及指導員 大野宣和氏

第2報告「漁港・漁村の復興計画〜高台移転、漁港・漁村の統合集約化は必然か?」
(財)漁港漁場漁村技術研究所 理事長 影山智将氏

第3報告「水産業復興に向けた課題」東京海洋大学 教授 馬場 治氏

休 憩
総合討論 16:05〜17:15 聴衆からの質疑など   

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2011年06月23日 12:56に投稿されたエントリーのページです。

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