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2008年01月 アーカイブ

2008年01月20日

役に立つ情報提供とは

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16日の夕方にミシガンから帰国して、
17日は朝一の飛行機で札幌へ。
そもそも海外出張も講演数も少ないので、
予定が重なることなんてないのに、なぜか今回は大車輪。
ミシガンも札幌も「寒っ」度合いが同じだったので、
服装が変わらなかったのは楽でした。(^^;)

札幌へは日本トレーサビリティ協会の
作業部会合同学習会での講演でいきました。
お題は、「消費者への情報開示の取り組み事例」。
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企業の情報開示の取り組み事例を紹介しつつ、
情報開示と信頼についてや、今、私の研究室で
取り組んでいる、携帯電話を活用した食の情報
提供に関する研究の話をしました。 どんな研究か
というと、 食べない、買わない  
という意思決定のためでなく、
食べる、買う  という行動につながる
情報提供
のあり方を考えようという研究です。

食物アレルギーを持つ子供達とその家族が、
メニューや商品のバーコードを撮影したら、
携帯電話が一覧表「アレルゲンテーブル」に
変換してくれるサービスです。

必要なときに、必要な人に、必要な形で届かないと、価値を生まないのが情報です。
タイミングを間違えば、むしろノイズとして、情報の受け手にマイナス印象を与えることもある。
情報の価値を、どうしたら引き出せるか、 そんなことを考えています。

2008年01月30日

食品衛生監視員研修

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今朝は神奈川県の食品衛生監視員研修の講演でした。
会場は、茅ヶ崎駅からバスで5分程度のところにある食品衛生研究所。
9:00−11:30までが私の担当の「チェーントレーサビリティと食品流通の実態」
というタイトルの講演で、普段より早起きしてでかけました。朝焼けをみたのは久しぶり。

「食品衛生監視員」というのは、保健所で食品衛生監視業務を担当している方々です。
例えば食中毒が発生した場合や、内部告発などがあった場合に、実際に食品工場に
出向いて査察、指導をする専門家です。昨年も同じ時期に講演をしたのですが、
そのときは不二家問題が発覚した直後でした。神奈川県内の工場で製造されたお菓子でも
問題が出たこともあり、研修の”数日前に不二家の工場に入った”方がいたりしたのでした。

そんな専門家に私が一体何を話したんだ???というとですね・・・

最近は食品関連で何か問題が起こった場合、神奈川県内だけで終わることはまずない。
県外から調達した原材料を使って県内の工場で製品が作られ、それが県外に流通していく、
ということになります。そこで、食品衛生監視員の方々も、そうした広域にわたる食品流通の
実態を知っておく必要がある、ということで講演依頼を受けたのです。

そこで、今日は、品質管理や情報管理の現場の実態を中心に、以下の5つの事例を紹介しました。
食品メーカーの取り組みとして、@キユーピーの品質管理(事故防止)、A石井食品の情報開示、
食品卸では、B菱食(横浜シーサイド物流センター)の三温度帯管理と情報システム
小売から、CICタグを使ったクイーンズ伊勢丹のワイン売り場での実証実験
外食から、D大手外食チェーンの食物アレルギー対応メニューやネットでの情報提供

・・・・・・

今日は1日が長く感じます

2008年01月31日

品川キャンパス防災訓練

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午後、大学で防災訓練がありました。
構内放送に応じて、打合せをしていたH先生と一緒に集合場所にいきました。(写真上左)
こうした訓練は会社勤め時代にもありましたが、本格的でびっくり。
サイレンを鳴らして数台の消防車や救急車が駆けつけたり、
逃げ遅れた人が、1号館の屋上からはしご車で救出されたり。(写真下左)
そういえば消火器の使い方、知らない・・・。今度確認しておこかなくちゃなぁ。

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